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2006年8月15日 (火)

ドラマ版火垂るの墓

 数日前に再放送された日本テレビのドラマ版「火垂るの墓」を見た。
 映画版とは違い、清太の叔母の視点で描かれると聞いたので「戦争による苦しい生活の為に仕方なしに清太と節子に冷たくした」という感じでかなりソフトな作品になるのではないかと思ったが、意外とハードな仕上がりであった。
 叔母役の黒木瞳は清太に向かって「おめぇに食わせる白米はねぇ」的発言をしたり、空襲の最中に店に盗みに入った清太が店主(段田安則)に顔が別人になるほどボコボコに殴られたり・・・それでも節子だけは映画版と違って最後までさほどみずぼらしくならなかったところだけは救いか。
 映画版は清太と節子が戦争によって悲惨な目に遭う部分をピックアップして描かれているが、ドラマ版はその周辺の人物にもスポットライトを当ててもう少し大きな視点で戦争の悲惨さを描いていると思う。よく言われる、清太が素直に叔母さんの言うことを聞いて隣組の活動とかの手伝いをすれば悲惨な目に遭わずにすんだとかの意見はこの際おいといて。
 ドラマで一番良かった場面は、ラストの清太と節子、(多分イラクの)少年少女達の笑顔が次々と映し出されるエンディングクレジットの部分だ。かなりあざとい演出だとはわかっているけど良かった。そして、とどめに「このドラマはフィクションですが、現在清太と節子のような立場にいる子供は全世界に存在します」とのメッセージ。

 今起きている争いごとがどうすればおさまるのか見当がつかないけど解決の糸口になりそうな言葉が一つある。
 「喧嘩はよせ、腹が減るぞ」(水木しげる氏談) 

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