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2006年5月26日 (金)

キル・ビル Vol.1

 いつか見ようとずるずると見る機会を引き延ばしていたキル・ビルをようやくビデオで見た。
  見ないでいた理由のひとつに「そのうち地上波でやるだろう」ってのがあった。が、その考えは甘かった。この映画、かなりの残酷描写があるのだ。首や手足がバンバン切られ、血しぶきが飛びまくりでこのままでは多分地上波ではちょっと無理だと思う。(もし放送されていたら失礼)
 女殺し屋の復讐話を軸にしつつ、カンフー、マカロニ・ウェスタン、果てはアニメーション(製作はプロダクションI.G)の要素を合わせた娯楽作であり、いろんな映画をまとめて見た気分になる。
 他の要素として深作欣ニ作品が色濃く影響されている。というか監督のクエンティン・タランティーノは深作作品を意識して作ったと思う。
 手足が吹き飛ぶシーンは「仁義なき戦い」シリーズに多く見受けられ、後半の青葉屋での主人公ザ・ブライドとオーレン・イシイの手下達との大立ち回りは「里美八犬伝」を彷彿とさせる。ブライドが戦う途中で大きな階段が画面に現れた時、「階段落ちをしたら最高なんだけどなぁ」と思って見ていたら、本当に手下が階段を落ちていってたので嬉しくてたまらなかった。(「階段落ち」は「蒲田行進曲」の名場面だ)

 他には千葉真一の出演も見どころの1つだ。共演に大葉健二が出てきたのには衝撃を受けた。千葉と大葉が共演するのって時代劇の「影の軍団」以来ではないだろうか。
 劇中の千葉の役名が「服部半蔵」というところもタランティーノがいかにマニアックな人間であるかが伺える。
 と、ここまで書いてウィキペデイアを見たら「キル・ビル」は当初タランティーノと深作欣ニ監督との合作するはずであったが、深作監督の死去によりタランティーノ単独で監督することになったらしい…
 タランティーノは公開当時、インタビュー等で楽しんで映画を作ったように語っていたが、それと同時に作品には深作監督への尊敬の念がこめられていたと思う。前述したように深作テイスト満載だったから。
 タランティーノが単独で監督しても面白かったけど、深作監督との合作版も見てみたかった…

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